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DIY用電動工具と、プロ用電動工具、どちらがお勧め?(一般ユーザー向け)

日曜大工で使うならDIY用電動工具がおすすめ
電動工具には、一般ユーザー向けに作られたDIY用電動工具と、職業として使用する人向けに作られたプロ用のものとがあります。初めからプロ用ではないことを明記されるとやや性能を心細くも感じられるかもしれませんが、DIY用電動工具とプロ用電動工具を分ける最も大きな相違点は耐久性ですので、日曜大工として週に一回電動工具を使うという程度なら、DIY用電動工具で不便を覚えることはほぼありません。
長時間の使用が適さない代わりに、DIY用電動工具はなんといってもコストパフォーマンスが抜群となりますので、DIY用で十分に用事が果たせるだろうという時は、進んでDIY用を購入しておくのがおすすめです。プロ仕様のどんな過酷な作業にも耐えられるという電動工具を求めるのは、DIY用の工具を物足りないと思うようになってからでも遅くはありません。
大作を手掛けるつもりならDIY用電動工具ではなくプロ用のものがおすすめ
日曜大工目的で電動工具を使用するにしても、門や柵や納屋の制作や、あるいは家の修理といった風に、大きなものを手掛ける時にはDIY用電動工具ではなくプロ仕様のものを求めておくと安心です。家庭内での利用にプロ用の道具を求めるのは大げさな感じがするかもしれませんが、そもそもDIY用電動工具はちょっとした物を切ったり、厚みの少ない物に穴を空けたりとする道具ですので、手元で行えるそれらの作業よりも大きなことをこなす場合には不向きなものとなるのです。DIY用電動工具でも全く作業ができないということはありませんが、負荷をかけすぎて途中でモーターが焼け付いてしまったり、歯の部分が欠けるようなことがあっては、工程に支障をきたしてしまいかねません。長く使うほど故障のリスクは増大しますので、腰を据えて取り組む予定があるのなら、プロが使用しても壊れない電動工具を手に入れておきましょう。
高額で買い取ってもらえるのはDIY用電動工具ではなくプロ用電動工具
必要なDIY作業を終えて、日常的に電動工具を使わなくなった時、家の中に腐らせておくよりはと買取に出すことを考える人は多いでしょう。そんなときにDIY用電動工具ではなく、プロ用電動工具を購入していた場合には、より高く買い取ってもらうことが可能になります。ただしそれは元々の価格が、プロ用の電動工具の方が高いから起きることであって、購入時の負担の大きさと比べれば、特別得をするというわけでもありません。初めに高く買って高く買い取ってもらうのか、安く買ったのだから安い買取価格で満足しておくのかというだけの違いです。使えば使うほど買取価格は下降しますので、酷使の程度によってはプロ用の電動工具でも高価買取とならないケースも存在します。それならば初めから手軽にDIY用電動工具を購入しておいて、使い切るつもりで有効に活用していくのも悪くありません。