菅原金物店

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職人のズボンはなぜダボダボなのか。

職人のズボンは機能的にできています
職人というとダボダボのズボンを多く見ますがニッカポッカと言う名前で、作業をするのにとても効率が良くできています。他の人が見るとなんであんなに横に広がっているのか邪魔じゃないかと思ってしまいますがあのダボダボこそが体を使って仕事をする職人には必要になっているのです。例えばスーツなどのスッキリしたズボンで屈伸すると布が引っかかって素早く動こうとすると難しいのではないかと思います。しかしダボついているニッカポッカは屈伸してもズボンにゆとりがあるため足の動きを制限することなく邪魔をしません。見た目以上に動きやすいのが職人のズボン『ニッカポッカ』の特徴なんです。動きやすくするためにあの形へとたどり着いたものと言えます。見た目を気にして動きが悪くなってしまうと命を守るために必要な形になっています。
ダボダボのズボンの由来
職人が使用しているニッカポッカなどのですが、もとは海外で裾が自転車に巻き込まれないように絞ったニッカーボッカーズというズボンが始まりになっています。その後野球やゴルフ、乗馬などの幅広いスポーで使用されるズボンでした。その後日本ではスポーツ用の他に作業用のズボンとして使用されることが多くなりあの独特な職人のダボダボのズボンが作られました。海外から来ているというのは意外に思う方もいるかもしれませんがダボダボしたズボンが動きやすいというのは世界共通の認識なのです。しかし日本の作業用のニッカポッカは動きやすさと危険から身を守るために海外のものよりもさらにダボダボになっているのでちょっと変わった形となっています。もとはスポーツ用に作られているということは、動きやすくて当たり前ということです。
職人がダボダボのズボンをはくと良い理由
体を常に動かす職人なら動きやすさが大切なのは当然だと思いますが、ちょっとダボダボしすぎなのでは?と感じる方もいるかもしれません。ですが実はダボダボには動きやすさの他に、たくさんの利点があります。その一つ目が足元の危険を教える役割です。荷物を持っていたりして足元を見ることが出来ない代わりにズボンの裾で障害物の有無を察知することが出来るのでぶつかってしまうなどの危険から回避することができます。
二つ目がバランスがとりやすいということです。これは着てみないと分からないかもしれませんが、ダボっとしたズボンを履くとふらつきにくくなり足場の悪い高所作業でとても作業がしやすくなります。また風の強さも分かりやすく危険から身を守ってくれています。
スポーツ用と形が違うのはこのように安全面からも考えて作られているためです。作業しやすく安全なダボダボのズボンは職人には欠かせないものになっています。