施主から見た、「こんな職人は嫌だ!」その5
職人は建設現場ではとても大切な存在です。職人がいるからこそ、建設現場での仕事がスムーズに進んでいくと言うこともあります。職人の主な仕事は、大工であったり左官であったり鉄筋工事であったりとても多くの仕事内容があります。それぞれの担当の職人がおり、どの職人もなくてはならない存在であり、一人でも欠ければ建設現場の施工に支障が出てしまうでしょう。また、こうした重要な存在であることは、建設現場の元請業者が一番理解しているでしょう。職人不足に悩む建設現場において、職人は何より大切な存在であり、さらに無理な施工をお願いしなければならない職人の存在は、元請業者にとってありがたい存在とまでなっているはずです。ただ、職人だからこそ扱いが難しいと言う現状もあります。どういった対応を行うかによっては、職人が仕事をしてくれないと言うこともあります。
職人とのコミュニケーションは難しい
扱いの難しい職人は、現場でも敬遠される傾向にあります。
施主においてもこういった職人は嫌がられる傾向にあり、できれば違う職人に変えてもらいたいと考えるでしょう。
また、扱いだけではなくコミュニケーションを取らない職人も嫌がられる傾向にあります。挨拶をしても挨拶を返さない職人もおり、こうした職人は元請会社も困る存在になっています。
挨拶ができないと言うことは、打ち合わせなどのコミュニケーションも不足してしまいますので、施工がうまく行かないようになることがあります。
また、打ち合わせの段階で話が伝わらいと言う事態が発生してしまい、施工ミスが起こりやすくなってしまう可能性も出てきます。さまざまな職人がいますがやはりコミュニケーションを行えず、最終的に施工ミスが発生してしまうことがとても怖いことでしょう。
職人との対話で良い関係が築ける
こういった事態を防ぐことはとても難しいことです。職人と意見が合わないと言う場合には、どこかで意見の妥協を見出すことで解決できることがありますが、コミュニケーションを取りたがらない職人については施主も元請業者ものとても困る存在になるでしょう。
しかし、まずは時間をかけて話をしてみることです。職人はその人の能力や考えを認めてあげれば心を開いてくれる人が多いため、まずは時間をかけて諦めることなくコミュニケーションを取ろうと努力することが重要でしょう。施主にとっては気持ちよく自分がお願いした工事を進めて欲しいと考えるでしょう。こうした気持ちも職人にしっかり伝え、施工現場を明るく対話ができる環境に整えて行くことも大切です。
職人は考え方が難しい人が集まっていると言うイメージかもしれませんが、対話をしていくと意外に心を開いてくれる人も多いです。