施主から見た、「こんな職人は嫌だ!」その4
職人は施主や元請業者にとって重要な存在
建設現場において、職人はとても重要な存在になっています。とくに、戸建て住宅などにおいての職人はとても減少している傾向にあること、また戸建て住宅販売が活発になる時期においては職人がとても不足してしまうことなど、職人が建設現場において貴重な存在になっていることは間違いありません。また、職人にしか施工をすることができない項目が多く、建設現場の元請業者は施工の監理は行うことができますが、実際の施工については職人に全てをお願いしなければならない状態なのです。こうしたことから職人は、建設現場においてなくてはならない存在になっており、どの現場でも職人は重宝される傾向にあります。しかし、全ての職人が優秀というわけではありません。職人だからこそ施主や元請業者が対応に苦労をしてしまうこともあります。
難しい職人の対応について
施工体系から考えれば、建設現場において施主や元請業者の指示は絶対になります。
施主が指示したことを元請業者が受け、そして下請業者である職人に伝わるという流れになります。しかし、職人は個人の考えにとても自信を持っている傾向にあり、なかなか元請業者の指示を聞いてくれない傾向にあります。
とくに、昔からの職人については自分の考えを曲げない傾向にあり、こうした職人の対応はとても難しいことだと言えるでしょう。
施工については信頼できる職人であっても、打ち合わせなどがうまくいかないという職人はとても多いのです。
こうした自体になってしまえば、施工が前に進まなくなってしまい、元請業者だけではなく施主も困るでしょう。
どのように職人に気持ち良く仕事を引き受けてくれるかどうかの対応はとても難しいことです。
職人を上手に扱うことで良い仕事ができる
戸建て住宅などにおいて、職人の存在はなくてはならない物になっていますので、職人へ気持ち良く仕事をしてもらう対応はとても重要になります。
工程通りに、そしてスピーディーに施工を行ってもらうには、やはり施主や元請業者が日頃から職人とコミュニケーションをしっかり行っておくことが重要になるでしょう。
とくに施工に関する打ち合わせについては、元請業者は当然として、施主も同じように参加をすることが良いでしょう。
意見をしっかり言い合い、お互いの考えを理解しながら施工を進めていけば、職人とのコミュニケーションも行うことができスムーズに施工は進んでいくはずです。
職人は頑固というイメージがあるはずです。確かにそういった職人はとても多いですが、施工についは最高の技術力を持っていますので上手に扱うことが大切です。