腰袋・釘袋のメンテナンス
腰袋や釘袋の役割とは
木造の戸建て住宅の建設などを行う上で、腰袋や釘袋はなくてはならない存在でしょう。とくに大工の職人はこうしたアイテムはとても重要な物で、自分が使いやすい腰袋や釘袋を持っているはずです。こうした多くの袋は、プロの職人などが持っている物はとても高価で、1万円以上する物も珍しくありません。とても使いやすく、さらに耐久性が高いというメリットがありますので、長く使用できるために良い物を購入しています。腰袋や釘袋の最大の役割は、袋に入れた物が落ちることなく、さらに中に入っている物を大切に現場まで運ぶことができることです。ただの袋という分けではなく、しっかりと強い素材であることや、中に入れる道具などが激しく揺れることなく収まるサイズであることが大切です。どのような袋でも良いというわけではないのです。
腰袋や釘袋のメンテナンス方法
腰袋や釘袋は、定期的にメンテナンスを行う必要があるでしょう。とくに、長く使用できる高価な物は、しっかりメンテナンスを行うことでまた新たに長く使用できる耐久性を持っています。メンテナンス方法は色々ありますが、中でも破れ箇所についてはしっかりメンテナンスを行う必要があるでしょう。穴が開いてしまっては袋の意味がなく、現場においてはその穴から道具が落ちてしまうことで大きなトラブルに発展することもあります。また、その他のメンテナンスとしては袋の中のクリーニングです。さまざまな条件化で使用していることで袋の中の汚れや湿気などが溜まってしまい素材が弱くなってしまいます。大きな破れなどを事前に防止するためには、定期的に袋の中のクリーニングなどのお手入れを行うことが重要でしょう。
腰袋や釘袋のお手入れは素材から方法を選ぶ
では、どのような方法でお手入れを行うべきでしょうか。
破れ箇所については、同じ素材で縫い込むという方法がありますが、大きな破れの場合は穴を塞ぐことはできなくなります。
その場合のお手入れとしては、部分的に取り外すことができるタイプであれば、その破れ箇所のみの袋を交換することができます。部分的に取り外すことができますので、お手入れを行うときだけではなく、新たに袋を足すこともできます。購入する前には、将来的にどのようなお手入れができるタイプかどうかも判断して購入をすることが良いでしょう。また、袋の中のクリーニングなどに対するお手入れについては、素材が強い物を使用していますので水洗いでも十分でしょう。しかし、水洗いをした後にはしっかり乾かしておくことが重要になります。