エアー釘打ち機のメンテナンス
エアー釘打ち機の釘送りの悪さ
エアー釘打ち機を使っていると釘送りが悪くなってくることがあります。
釘送りが段々悪くなってくるのはメンテナンス不足が原因です。
オイルを差さないとピストンの動きが悪くなってくるので釘送りが悪くなります。もっと悪くなると釘詰まりを起こすこともあるのでこまめにオイルを差すお手入れをすることをおすすめします。
ピストン運動をしている部分にオイルを直接差し込むことによってメンテナンスができます。そのときに注意するのはエアーオイル専用オイルで必ずお手入れをしてください。
CRCや他のオイルを使用するとゴムパッキンの変形などを起こすことがあるのでおすすめできません。基本的にオイルさえ差してメンテナンスをしていれば調子良く釘が打てるので忘れないようにお手入れをすることをおすすめします。エアー釘打ち機を放置していると動かなくなります。しばらく使わないで倉庫の中にずっと置いておくと動かなくなることがあります。原因になる事柄は何個かありますが、モーター部分のオイルが少なくなり癒着してモーターが動かないということがあります。全く動かさないと癒着してしまうのでたまに動かしてあげて全体にオイルをなじませるというお手入れだけでこの症状はなくなるはずです。もう1つは接点端子部に汚れが癒着している場合などが考えられます。おがくずなどの汚れを残しておくと汚れが固まっていきます。汚れが癒着していると電気が通らないので電源を入れても動かないということになります。
ヤスリなどで削ってお手入れをしてあげると電気が回り動きだすことがあるので是非試してください。汚れを落とすだけでもこういった症状は減るので汚れ落としのメンテナンスは怠らないようにしたほうが良いです。
エアー釘打ち機を少しでも良い状態に
エアー釘打ち機を良い状態に保つには、DIYだけの時だけ使うような方は全く動かさない期間が長くなる場合があります。その場合の保存方法はしっかり油分などを拭き取って、布で巻き付けるのが良いです。さらに大きめのビニール袋に入れると良い状態で保存ができます。布を巻くと油の蒸発を防げて、空気と遮断することによって錆びも防げるのでとても効果的なメンテナンスになります。綺麗な状態で保っておくことは使用するときにも効果的ですが、使わなくなったときに売却などをするときにも金額に大きな差がでてくるのでできる限り良い状態で保存したいところだと思います。ちなみに査定の際はもちろん動きの良さなど、中身の具合などを考慮しますが、一番は見た目の綺麗さを見ていますので汚れ落としのお手入れも忘れずにしたほうが良いです。